投票するということ。
こんばんは。ご無沙汰しております、エイミです。
さてPRODUCE 101 Season 2、終えられた国プのみなさま、お疲れさまでした。
わたしも、若輩ながら、推しに投票しながらINIのデビューを迎えました。
柾哉さん、1位でのデビュー、本当におめでとうございます。
INIのみなさんが夢を叶えたこと、心から祝福するし、嬉しく思います。
この番組を通して、藤牧くんも、海帆くんも、理人くんも、冬馬くんも、とても好きになれました。その中でも、1位として話して欲しいのは、柾哉さんだった。
あなたへの票は安心して贈れたし、そうでなくては!と思っていました。
でも、11 pickから、2 pick、1 pick …それぞれの投票で私は悲しいかな死票をたくさん贈ってきました。
どうしてどうして、ポジション評価のトップの人たちは、誰もデビュー組に入っていないんだろう。どうしてどうして。
結果、そんな風に思ってしまう。
私に、人の人生を背負うほどの見識も力もないよ。と、思ってしまう。
スキルが、アイドラビリティが、そのまま報われろよ、と思ってしまう。
視聴者参加型の、オーディション番組は、こんなに苦しいものかと思わされました。
権威が、会社が、トレーナーの方々が、コンセプトのもとに選ぶのであれば、収められる矛が顔を出しそうになる。
視聴者参加型だからこそ、こんなに真剣に観て、追って、真剣に評価しようとしたのだとも思います。でも、自分一人の力では決められない。合議する機会もない。
主観でしかない票を投じ続けるのはあまりに苦しかった。
それがグループのためになるだろうと、想いながらも。
票を集めた人がデビューする。その人はすでにファンダムを持っている。
その合理性は納得する以外ない。けれども。
グループは「単なる個の集合」ではない、ということを私は言いたいです。
自分を生かすことに精一杯取り組んだ人と、チームを育てようとした人。
その存在の違いは明らかです。そのロールの違いは、明白です。
チームの中でその人がどのように振る舞ったかを、ステージでは私たちは知れない。
でも、推しが笑顔でいてくれることに、その人の働きはきっときっと大きくて不可欠なんです。
「あんたらが決めな」心の中の食堂のおばちゃんがそう叫びます。
あなたが、未来を一緒に生きたい人とグループを組みなさい。
この人となら、どこまででもいけるという人と、グループを組みなさい。
そうあって欲しいと願います。
多分、私は、今後、PRODUCE 101のシーズンが重ねられていくとしても、今回のような試聴のしかたはしないだろうと思います。
一生を懸けるチームを作る過程を、他人にゆだねてはいけないよ、と思う。
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何て言いながら、ただ今、絶賛、DDベイビーズオーディションにて、研修生の青野精一郎さんに票を投じています。
青野さん推しになっておよそ1000日。
ただ、好きだからライブを観たり、ただ、好きだから配信を観たり、チェキを買ったりしているのが票になっているようで。
1位を微かな票差で追っている青野さんを、応援したくなってしまっています。
でもだけど、誰かを落としたいわけでは全然ないし、その責任は負えないんです。
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物を買うことは、お金を使うことは、投票することに似ている、とずっと思っていました。
続いてほしいものに、続けていてね、必要としているよ、って消費者としてお金を投じます。それでも、廃盤になってしまう商品もあるんだけれど。
わたしがファンとして投じる票は、即物的だけど、それで十分だ。それが今の結論。
それ以上でも、以下でもない。その分配は事務所にお任せします!と思っています。
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だから、ボーダーにいるメンバーが、「選んで」って伝えるメッセージをとても苦しく思います。
メンバーみんな良いことを知っています。それぞれの役割があって必要だって知っています。
DDベイビーズの、れんくんのダンス、かぴさんが見せる未来、はるきくんの歌声、じんくんのラップとフィジカル、まさやくんの爽やかさとキュートネス、りゅうくんの計算されたあざとさと成長、よぴたんの音感とドラマティックマナー、こづたさんのパンチとギャルみとボタニカル。欠かせないんだよ、ひとつも。この9色を7にすることはどうしたって私にはできないし、ソロを9つ観たからって、チームは作れないよ?って思っています。
ここから、8/28の結果発表まで、自分はどう過ごすんだろう。
私は早くまた、「笑顔のパレード」が観たいし、「フレフレ!!自分!!」が観たいし、他のメンバーの「Endless Night」が聴きたいし、「カラクチデグチ」を聴きたいし、よぴたんが望む歌割りシャッフルだって聴きたいし、こづよぴが、どーんとフィーチャーされる楽曲だって聴きたくて、その曲で御簾の向こうみたいに踊ってるあおれんが観たいんですよ。中心になるメンバーにも良さがあるし、周縁になるメンバーにもその位置だからこそ感じられる魅力と美があると思うんですよ!!
だからね、共に進んできた、仲間と呼ぶべき誰かを落としてる場合じゃなくて、
共に成長する未来が観たくて、そのために今を使って欲しいと願うばかりです。
投票で決めてって、オタクに託して良いのは、どちらの未来が来ても、
オタクが嬉しいときだけです。あとは運営が決めてください。
ってのが今の私の結論です。
ただし、オタクは業が深くて、執念深い生き物なので、どんな未来が来ようとも、INIも、DDベイビーズも応援し続けるということは、述べておきます。
幸せになれ!
(エイミ拝)