投票するということ。
こんばんは。ご無沙汰しております、エイミです。
さてPRODUCE 101 Season 2、終えられた国プのみなさま、お疲れさまでした。
わたしも、若輩ながら、推しに投票しながらINIのデビューを迎えました。
柾哉さん、1位でのデビュー、本当におめでとうございます。
INIのみなさんが夢を叶えたこと、心から祝福するし、嬉しく思います。
この番組を通して、藤牧くんも、海帆くんも、理人くんも、冬馬くんも、とても好きになれました。その中でも、1位として話して欲しいのは、柾哉さんだった。
あなたへの票は安心して贈れたし、そうでなくては!と思っていました。
でも、11 pickから、2 pick、1 pick …それぞれの投票で私は悲しいかな死票をたくさん贈ってきました。
どうしてどうして、ポジション評価のトップの人たちは、誰もデビュー組に入っていないんだろう。どうしてどうして。
結果、そんな風に思ってしまう。
私に、人の人生を背負うほどの見識も力もないよ。と、思ってしまう。
スキルが、アイドラビリティが、そのまま報われろよ、と思ってしまう。
視聴者参加型の、オーディション番組は、こんなに苦しいものかと思わされました。
権威が、会社が、トレーナーの方々が、コンセプトのもとに選ぶのであれば、収められる矛が顔を出しそうになる。
視聴者参加型だからこそ、こんなに真剣に観て、追って、真剣に評価しようとしたのだとも思います。でも、自分一人の力では決められない。合議する機会もない。
主観でしかない票を投じ続けるのはあまりに苦しかった。
それがグループのためになるだろうと、想いながらも。
票を集めた人がデビューする。その人はすでにファンダムを持っている。
その合理性は納得する以外ない。けれども。
グループは「単なる個の集合」ではない、ということを私は言いたいです。
自分を生かすことに精一杯取り組んだ人と、チームを育てようとした人。
その存在の違いは明らかです。そのロールの違いは、明白です。
チームの中でその人がどのように振る舞ったかを、ステージでは私たちは知れない。
でも、推しが笑顔でいてくれることに、その人の働きはきっときっと大きくて不可欠なんです。
「あんたらが決めな」心の中の食堂のおばちゃんがそう叫びます。
あなたが、未来を一緒に生きたい人とグループを組みなさい。
この人となら、どこまででもいけるという人と、グループを組みなさい。
そうあって欲しいと願います。
多分、私は、今後、PRODUCE 101のシーズンが重ねられていくとしても、今回のような試聴のしかたはしないだろうと思います。
一生を懸けるチームを作る過程を、他人にゆだねてはいけないよ、と思う。
*
何て言いながら、ただ今、絶賛、DDベイビーズオーディションにて、研修生の青野精一郎さんに票を投じています。
青野さん推しになっておよそ1000日。
ただ、好きだからライブを観たり、ただ、好きだから配信を観たり、チェキを買ったりしているのが票になっているようで。
1位を微かな票差で追っている青野さんを、応援したくなってしまっています。
でもだけど、誰かを落としたいわけでは全然ないし、その責任は負えないんです。
*
物を買うことは、お金を使うことは、投票することに似ている、とずっと思っていました。
続いてほしいものに、続けていてね、必要としているよ、って消費者としてお金を投じます。それでも、廃盤になってしまう商品もあるんだけれど。
わたしがファンとして投じる票は、即物的だけど、それで十分だ。それが今の結論。
それ以上でも、以下でもない。その分配は事務所にお任せします!と思っています。
*
だから、ボーダーにいるメンバーが、「選んで」って伝えるメッセージをとても苦しく思います。
メンバーみんな良いことを知っています。それぞれの役割があって必要だって知っています。
DDベイビーズの、れんくんのダンス、かぴさんが見せる未来、はるきくんの歌声、じんくんのラップとフィジカル、まさやくんの爽やかさとキュートネス、りゅうくんの計算されたあざとさと成長、よぴたんの音感とドラマティックマナー、こづたさんのパンチとギャルみとボタニカル。欠かせないんだよ、ひとつも。この9色を7にすることはどうしたって私にはできないし、ソロを9つ観たからって、チームは作れないよ?って思っています。
ここから、8/28の結果発表まで、自分はどう過ごすんだろう。
私は早くまた、「笑顔のパレード」が観たいし、「フレフレ!!自分!!」が観たいし、他のメンバーの「Endless Night」が聴きたいし、「カラクチデグチ」を聴きたいし、よぴたんが望む歌割りシャッフルだって聴きたいし、こづよぴが、どーんとフィーチャーされる楽曲だって聴きたくて、その曲で御簾の向こうみたいに踊ってるあおれんが観たいんですよ。中心になるメンバーにも良さがあるし、周縁になるメンバーにもその位置だからこそ感じられる魅力と美があると思うんですよ!!
だからね、共に進んできた、仲間と呼ぶべき誰かを落としてる場合じゃなくて、
共に成長する未来が観たくて、そのために今を使って欲しいと願うばかりです。
投票で決めてって、オタクに託して良いのは、どちらの未来が来ても、
オタクが嬉しいときだけです。あとは運営が決めてください。
ってのが今の私の結論です。
ただし、オタクは業が深くて、執念深い生き物なので、どんな未来が来ようとも、INIも、DDベイビーズも応援し続けるということは、述べておきます。
幸せになれ!
(エイミ拝)
自由研究「推し観」
#100日後も推してるオタクチャレンジ
これコトコトやっていったら、「推し観」深められるかなと思って、推しが幕張に立つまでに100項目重ねてみます。
画像お借りして、書き足していくよ!🎃
Day 1:
「推しと出会ったきっかけ」
推しと出会うって、顔や名前を知ったってことじゃなくて、「推しだ…!」って認識するってことなんだろうなって思う。
その瞬間までは、推しじゃないんだもんな。
MeseMoa.のフォーゲルさんを推しだ…と確信したのは、Muddy Waterのダンスの表現です。まじ no more fate。シルエット、存在感、あと、手。
DDベイビーズの青野さんが推しに据えられたのは、小さな積み重ねの結果なんですけれど、例えばの『ナナメの夕暮れ』。若林さんのエッセイ大好き。
若林さんの本すき、、おやすみなさい pic.twitter.com/KT800DwLDk
— 青野精一郎(DDベイビーズ) (@aono_seiichiro) 2018年11月15日
例えばの、知恵の輪を解くキャス。こういうのに惹かれちゃうと後には引けない。
Day 2:
「推しの1番好きなところ」
🐊さんの、「できない」って言うくせに、できるようになる気満々のところ。
少し前から2・3年前まで出来てたバク転を今一度練習し始めた!🤸🏼♂️
— フォーゲル(MeseMoa./むすめん。) (@forgeru) 2020年11月19日
2017年のツアーの時数回しかステージで披露した事はないけどこの先いつでもできるように!
全然ダンス練のとかじゃなくて申し訳ねー! pic.twitter.com/czP6WAzcAC
希望を感じる。裏切られ続けてる。
そんなのできるって教えてくれなかったじゃん!って、いつも新鮮に驚かされて踊らされてるのが楽しい。推し甲斐しかない。
あと、人のこと沢山褒める、人のいいところ見つける天才なところも好きです。
これは、📘さんも同じで、ライブ終わりに、他のメンバーの見所紹介しちゃうようなメンバー愛、というか純粋に受け手として感受性が高くて、それを表現できる語彙があるの素晴らしい。それでいて、全力で仲間を褒めつつも、全然負ける気ない強かさも好きです。
【凡例】このフリラの振り返りキャスのご様子🔻
「悔しい」って感情をもてる人は眩しい。
Day 3:
「推しとの一番大切な思い出」
思い返すと、毎回お話させてもらえたことは全部大切な思い出になっているなぁって思う。
🐊さんとお話しして印象に残っている事柄、ベスト3は、
🥇初めて名乗った時に言われた「カタカナのエイミさんでしょー!」。知っていてくれるってことに驚いた。
🥈Ch8埼玉の「恋愛環状線」ソロの話。歌う🐊さんが好きなんだ。「らしくない」って笑う🐊さんを聞いて、褒める言葉をたくさん渡すコミュニケーションが楽しくて幸せ。
🥉トークコールで連番さんとまとめて言及いただいた回。こちらの人間関係まで見ていてくれているのか、って驚いているのと、言葉を褒めてもらえたことにとっても喜んだ回でした。一番嬉しい言葉をくれるところに、アイドラビリティ感じた。
📘さんとのお話では、
🥇送ったカードへの言及
お手紙とかって、公演後アンケートのつもりで書いて、「祈り」のつもりで送ってるから、届いてるかとか特に確認もしないし、それでいいと思っているのだけど、確かに受け取ってもらえてるのだと分かるのは嬉しかった。
6月の公演で送ったカードの話を12月の初めての接触でスッと取り出されて驚いた話。
🥈推しチェキの文言
手を本に見立てたポーズで、その本の書き出しを書いてください、っていうお願いをして、完成形は手元に届いて初めて見られるっていう状況で、「僕はあなたの『特別』になれてるかな?」って始まる物語尊すぎてびっくりした。裏面に「『彼』という人生の物語を最後まで見届けてください…笑」って続いて、見届けることが確定した話。
🥉好きなMVの重なり
トークコールの時に、好きな本とか映画とか音楽のお話をして、好きなMVについてお話ししたんだけど、青野さんが挙げたandropと私が挙げたSOURのMVの監督さんが一緒で。わ!ってなった。感性の重なり、推せるみ。
そうえば、オンラインチェキのおかげで両推しの推しチェキ貰えてるのありがたいな。
公演前の物販はなかなか行けなかったりするから、この機会はとっても嬉しかったなぁ。
Day 4:
「推しを動物にたとえると」
これはもう通説になっているけれど、🐊さんはイヌ。言われすぎて見なされすぎて自覚が芽生えているというかなんというか。とにかく、間違いなく「愛玩動物」の類。たまに覗く野性にびっくりしたい。
(れおくんいつもありがとう。)
📘さんはネコみがあるなぁ、と時々思っている。短毛種のかっこいいシュッとした感じもあるけど、お話ししてる声から連想するのは穏やかな長毛種。「ひとりで生きられそう」って顔してるネコさまを愛でる係したい。
でもやっぱ、ヒトはヒトだよ、と当たり前の感性も忘れずにもっておきたいです。
Day 5:
「推しをとにかく褒めて」
🐊「げーるたん👏👏👏、げーるたん👏👏👏、げーるたん👏👏👏、せかいいちー!」
これに尽きると思います。
ベイビーズのオリジナル曲にもコールを入れてみたいけど、素養がなくてどうやって入れるものか分からないや。War Cryで、「あおのー!」って呼べるの好きだなあ。
青野さんの名前の由来になった、『永遠のとなり』の青野精一郎は作中「せいちゃん」と呼ばれる。でも、青野さんは「あおちゃん」って呼ばれるのが、別の人物の分岐を突き進んでる感じがしてとても好き。名前を呼ぶのって存在の肯定なんだよなあ。
Day 6:
「推しのオススメ画像」
記念すべき2ショ!推しが並んでいる幸せ!
PQありがとう大好き!
歌う推しが好きです🐊
Solo move フルコーラス聴けるの楽しみ!
DDは最新が最高を体現してる。
自撮りがどんどん上手になるAmazing!📘
Day 7:
「推しに出会えて良かったこと」
🐊「推し」という概念を獲得できたこと。
人生の目的は語彙の拡張であります。
📘「研修生」というシステムを知れたこと。
デビューの重み、少し分かってきた。
Day 8:
「推しのグループのいいところ」
🐊MeseMoa.さんのいいところは、以前とみたけさんが書いていた「個性と調和」。
https://lineblog.me/musumen/archives/8432892.html
アイドルではない人生も目の前にあったようなメンバーそれぞれの抜群の個性。それからお互いを大切に思ってる一蓮托生の調和。愛。
📘DDベイビーズさんのいいところも、きっと「個性と調和」。研修生ながら、だんだんお互いを知って個性が出せるようになって、だんだんお互いを好きになって調和がとれてくる。
個性って相対的なものだから、一緒にいる相手を知ってないとうまく発揮できなくて、似たり寄ったりになってしまう。調和って自分を消すことじゃないから、お互いに認め合うことが不可欠。良いチームの条件。
Day 9:
「推しに感謝していること」
🐊📘舞台やライブを見に行けない、この、コロナ禍の1年を、表現の受容体であることを生き甲斐としている私が、生き延びられていること。ほんと、様々な手を尽くして、表現を届けてくれている、推しの努力のお陰だと思ってる。
🐊トークコール、配信ライブ、テレビ通話特典会、ライブの前後の生放送、朝ごはん配信、ブログ(フ)。
📘トークコール、配信ライブ、テレビ通話特典会、週一のラヂオ・読み聞かせ、毎週公開の「共に生きるプレイリスト」。
顧客満足度ナンバーワンアイドル!(私調べ)
Day 10:
「推しの好きなもの」
これ、あと9回やったら幕張公演なのかと思うと、多分100日ってあっという間だな。
🐊ふぉーげるさんの好きなもの。
コーヒー、ティラミス、ラズベリー。
邦ロック、フェス、東京事変。
ダンス、筋トレ、プロテイン。(捏造)
それからきっと、ものを書くこと作ること。
📘あおのさんの好きなもの。
読書、本屋さん、白石一文。
映画、ミュージカル、レミゼ。
それからきっと、話をすること語ること。
あおのさんの好きな映画のセンスが聞くたび刺さるのよね。『グッド・ウィル・ハンティング』も『かぐや姫の物語』も。
Day 11:
「推しにお願いしたいこと」
長生きしてください。あと幸せでいてくれなきゃ困る。ずっと多幸感に包まれてて欲しい。
欲を言えばずっと歌って踊っていて欲しい。
さらに言えばカフェでイベントして欲しい。生誕祭はエプロンつけてコーヒー振る舞う。アコースティックライブも付けてください🐊☕️
もしくは本屋さんでイベントして欲しい。一角お任せで陳列してフェア📘そしたら、こづたくんのお花飾ったり、れんくんのスイーツ出したり、かなたくんのパスタ出したりもすべき。我々が行けなくてもいいから、DD縁日とかDD商店街とか作って楽しんでるところ見せて欲しい。(どんどん欲深くなるお願い😇)
Day 12:
「推しにおすすめしたいもの」
🐊 バルミューダのトースターをお家に置いて欲しいなぁと思う。あとヨガをおすすめしたい。(朝ごはん配信とトレーニング配信が好きなオタク)
📘 『おひさまがいっぱい』柔らかな絵が素敵な絵本。動物の鳴き声がたくさん出てきて音にするときっと可愛い。あとMOROHAの楽曲。あのラップを青野さんの解釈で歌ってもらえたらとても好きだと思う。(私欲)
Day 13:
「推しの印象深いライブ」
🐊思い返すと全部印象深い。
ソロやユニットでの演目の歌声には特に毎回撃ち抜かれてきた。
2019の聖誕祭の歌声もかなり特別だった。
絞って答えるとするなら、
⭐️2018Maze No.9 Final。多分あんなに、物語として心動かされるライブってなかなかない。
⭐️2019リトリガ。歌わせてくれた脚本に感謝。
⭐️2019Ch8埼玉2部。恋愛環状線、凄かった。
2020年の配信ライブたちも大好きだったけど、めっちゃかっこいいけど、やっぱりライブの体感には敵わないんだよなぁ。
📘残念ながら、まだ数えるほどしかライブを観られていない。
🎤STEP UP! vol. 6 名前を呼べる嬉しさ。
🎤STEP UP! vol.12 選曲に惹かれる。らるからー。
🎤Phantom Quest 千秋楽🎭 すっかりミュージカルの人。音源化がめっちゃ楽しみ💿
どうかどうか、また、ライブで見られますように。欲を言えばそのときには、研修生という肩書きを挿げ替えられると嬉しい。リリイベに行きたいです。
Day 14:
「推しのことを一言で表すと」
🐊『愛され努力家、ファンの願いの映し鏡🪞』
応援した分だけ、いやそれ以上に、豊かなバックがある推し。
こちらを良く見てくれるから、願いがどんどん叶っていく。
福利厚生も充実。至れり尽くせり。
向上心の人だから、夢を一緒に見れるし、叶う予感がする。言語化が上手いのも強い。
📘『はんなり文学青年📚、意志のひと。』
柔和なイメージを抱かせる人だけど、
実はすごく負けず嫌いで強か、っていう。
歌声とか表情とか、耳や目を奪っていくから、かなり気丈。
でもガワは穏やかで、控えめな、静謐。
青い火。
Day 15:
「推しが歌う中で一番好きな曲」
難問来たなぁ!
🐊🥇「烏合之衆」これはマスト。
でも「Neptune」のソロも好きだし、マジステも魔法使ってるし、てんてん天使のカバーも可愛すぎる問題だし、パシ展も最強だし、GDも進化が止まらないし…!
📘🥇「Endless Night」歌割がめちゃ青野さん。
でも「カラクチデグチ」も好きだし、「笑顔のパレード」の「空に飛ばして🎼」も、「フレ!!フレ!!自分」もノミネート。カバーだと「ボクはアンドロイド」、こないだの「Your ID」、「バイバイ」「Is there -RAL color-」の選曲も、敵わんなぁ!って感じ。
白服さんとぷんちゃんとぜっちゃんと野崎さんをmixして湧水で希釈すると青野さんになるかもしれない。(なんのこっちゃ)
Day16:
「推しに出会って変わったこと」
・毎週末新幹線に乗ったり、片道4時間以上運転したりすることができるんだって知った。
・「推す」っていう動作の中身を知れた。
・推し色が自分にパワーをくれる。
・誰かにまっすぐ好意をぶつけることが許されてる幸せ。推しは尊い。
・住むところも仕事も歳も違う友達ができた。
Day 17:
「推し関連グッズで一番の宝物」
🐊推しチェキ。オンラインチェキの。GALAXY衣装の振り向きポーズで「GALAXYは俺が背負う」って書いてもらったのめちゃかっこいい。
📘PQのリアンさんのアクスタと缶バッチ。グッズが出た〜!👏ってことが嬉しくて💙現時点ではこれが一番だなあ〜!
Day 18:
「推しに最近ときめいた瞬間」
🐊今朝のコーヒー淹れる配信でしてた本の話にぐっと来ました。距離感が上手なんだよな〜!
https://twitcasting.tv/forgeru/movie/665678550
そもそも、朝の配信は、人間性が溢れすぎてて、狡いなって思うんですけど、今回話題が本のことだったから。知りたいに決まってるじゃん!て、ときめきました。本を買うために働いてるってぐらい、本は人生の推しなので。推しと推し。青野さんへの言及もあって、推しと推しと推し。大変幸せでした。
📘Twitterのアイコンが新しくなってかっこいい。儚さと丈夫さが兼ね備わっちゃってるの、すごいと思います。
リップカラーは足そう!両推しとも頼む!🙏
Day 19:
「推しへの呼び方」
フォーゲルさん🐊と、あおのさん📘
最初の頃のリプライとかは「げるたん」て呼べてたけど、直接お話しする機会ができるとめっきり、さん付け。割とそういう四角四面な生き方してる。友達じゃないからなあ、って距離感で。距離感と愛の深さに相関はないから。
初めは正記法で、青野さんって漢字で呼んでたけど、最近は、平仮名に開くイメージが合ってる気がしてる。「あお」って母音が連なる特別さも好きだし、「の」が続く曲線の柔らかさも、あおのさんっぽいなって思う。あおちゃん、って響きも好きだけど、呼べるようには多分ならない。☺️
Day 20:
「推しからの呼ばれ方」
🐊エイミさん。トークコールやオンラインだと本名も呼んでもらっている。
📘エイミさん。「あっちゃん」って呼んでもらったこともある。『永遠のとなり』の「せいちゃん」の対になる名前。
Day 21:
「チェキを撮るときに意識していること」
ポーズは端的に伝えられるやつで。
でも、手とか横顔とかバックスタイルとか見たいところが写り込むように。それからなるべく全身で撮ってもらう。
自分の服装を色とかアイテムとかでちょっと寄せるのが好き。
Day 22:
「推しの得意なこと」
🐊「愛されること」アンテナと努力とスキル。
📘「続けること」それがどれだけ推す側に安心感をくれるか…!
Day 23:
「推しにカラオケで歌って欲しい曲」
🐊東京事変の「透明人間」を音下げて振り入れて歌って欲しいです!!!です!!!
📘RADWIMPSの「愛し」。素敵な表情で歌ってくれそう。
Day 24:
「推しへの愛を熱く語って」
🐊Solo moveリリイベのパフォーマンス、ほんっとすごかった!毎回期待を超えてくる。一番大きな変化の幅を見せてくれる。こちらの欲しいものを掬ってくれる。活動年数を重ねても成長速度のグラフの傾きが殆ど90度の絶壁なのよ…!いつも心地よい驚きをありがとう、ℒ𝒪𝒱ℰです!💚
📘MeseMoa. Babies Auditionから3年。続いていてくれて、本当にありがとう愛してる。今思えば、パラゴンはあの7人で本当に完成していて、あの7人だからパラゴンなんだってAuditionという篩の正確性や運命性に感動するほどだけどでも、この3年の成長も鑑みて青野さんの魅力が劣るとは全然思わない。多様性こそ価値だから、青野さんがアイドルでいてくれることが私はとても嬉しい。あと純粋に、どんどん確かになっていく姿を含めて、推し甲斐がありすぎる研修生…!ベイビーズのオリジナル曲は青野さんがいないと完成しない!(みんなそうだけど)ℒ𝒪𝒱ℰ!💙
Day 25:
「この機会に推しに伝えたいこと」
🐊お陰様で「かわいい」って声に出す瞬発力が格段に上がりました。日々の鍛錬の成果です。いつも愛す可き推しでいてくれてありがとう、愛してる。
📘毎週を乗り越えられてるのは木曜日のラヂオとプレイリストのお陰です。優しいルーティンをありがとう、愛してる。続くって最高に素敵なこと。
Day 26:
「推しについて最近考えたこと」
推しの活動がどんどん広がって続いていって夢や目標を叶えてキラキラして欲しいと願うから、同担拒否のメンタリティは自分は持ち合わせてないなと思って。決して競合はしないので同担で居させていただきたいと思うのよね。同担さんは多いに越したことはない。どんな推し方もそれぞれよなぁって思う。ところで、「推す」を通して、こちらの方が色んなもの貰いすぎてて、これ「推せてんのか?」って思っちゃう今日この頃です。対象でありながら媒介でもいてくれることが尊い。
Day 27:
「推しの曲で好きな歌詞・フレーズ」
こりゃ難題だ…!一生考えられるし、記事ひとつ書ける勢いだけど、3つに絞ろう。
🐊🥇パシフィック展望台の全歌割。これはほんと、げるたん曲。「手前の駅で降りてみたり、利き手と逆で食べてみたり」するところは一等かわいい。
🥈烏合之衆の全員の全歌割。こりゃもう全部フォーゲルさんのものです。「キミはきっとこう呼ぶだろう “革命” 」これを聴いて革命と呼ばせていただくまでは生きねばと思ってる。
🥉NeptuneのAメロ。入りのかっこよさに、雑念全部薙ぎ払われる感じ。2番の歌詞の方がしっとりしてて好きです。とにかく、パフォがかっこよい。
ラップパートも好きだけど、歌の方が好き。フォーゲルさんの歌割に拘らないと、あすひとか、オーロラとか、MWとか、SOMEDAYとか庭の樹とか入ってくるなぁ。
📘🥇笑顔のパレードの「(Endingのない五線譜を)空に飛ばして」の歌割。最初に青野さんの良さを感じたパート。どんどん伸びる🎼
🥈Endless Night の「月が綺麗だと呟く横顔に見惚れて」と「ずっと物語は続くから一緒に読んでよ(Remember)」めちゃ青野さん
🥉カラクチデグチの「誰にも見つからない様 秘密の楽園 ふたりだけのかくれんぼ」秘密とか隠匿とか似合うイメージ。青い。
Day 28:
「推しの一番好きな表情」
うーん、これも難しい。基本的に多様性が価値だと思ってるので、色々あることが魅力!これが一番、ってなかなか決められない。
でも、フォーゲルさんの、ソロ演目とか難しい歌演目とか緊張するパートが終わった後の、やっと騒げるぞー!たーのしー!って顔がすごく好きです。感情がわかりやすい(ように見える)ところが、見る側として安心して愛せる感じがして好きです。
青野さんは歌詞に合わせて、使い分ける表情が好きです。特に悲しみとか怒りとかの、深い色の表情が好きです。エモ。その対極にある慈愛とかアイドル感MAXの笑顔とかクルクル変わると風邪をひきそうになります。ドキドキしてしまう。好きです。
Day 29:
「推しが一番輝いてる瞬間」
🐊: 勿論勿論、最前センターで歌っている時や、ソロを決めてる時も大好きなんだけど、私はカメラから離れたところで場を支配してる感じのフォーゲルさんが好きです。人の後ろにいてもかっこよさが透過するような。個人的に「御簾の向こう側」って呼んでます。
手前のセンターよりステージ奥でセンター張ってる職人めいた佇まいが好きです。
📘: 歌やダンスや、お芝居も勿論勿論好きなんですが、この人多分、バラドルの血筋。玄人好みのボケをこっそり呟いてる時が一番輝いてると思う。求む、いなす様なツッコミの方。もしくはWボケ的な同程度の返しができる方。「彼は磨けば光るぞ〜!🔮」(CV: ドルイドさん)
Day 30:
「推しを "推す" 事にした決め手」
🐊: 変な話、私は多分、緑的な存在が好きなんです。レッドや主人公じゃない役どころが好きなんです。そういう性分なんです。
【凡例】
だからフォーゲルさんが刺さったのかなっておもう。このひとがアイドルという職業を選択したということ自体に一番の尊さを感じたから。
『ぜあらる。卒業記念DVD・オレンジ』のインタビューは結構決めてとして大きかったかな。
毎度毎度決め手が更新されていくから、ずっと推し続けられている。言葉にするのが上手っていうのも、推せるポイントかも。
📘: 本と音楽と言葉の選び方。それらを沢山知っている人のこと、それらが生きる上で欠かせない人のこと、それらの価値を認めてる人のことが、わたしは無条件で好きなんです。
Day 31:
「他の人に伝えたい推しの魅力」
🐊: 筋トレを軽くこなすフィジカル、空まで飛べそうな跳躍、拍を捉えたダンス。オタクの関心を掴んで離さないサーヴィス精神、記憶力、学習能力、向上心、創意工夫。その上、天然でひとたらしで、スイーツ好きで、ちょっと抜けてる。あれ…?そんなの天性のアイドルじゃん!
📘: 仲間思い、負けず嫌い、努力家、太宰治を「太宰」と呼ぶ。季節感とかを捉えられる。人をよく見てる。楽曲の魅力を語れる。この人のフィルターを通した世界を見ていたい。
Day 32:
「1日どのくらい推しの事考える」
うーん。余暇の半分くらいは推しごとモードかも。楽しいです。
Day 33:
「推しのオススメ画像(2回目)」
最新作より…
えぇ、、かっこいい、、🤭
Day 34:
「推しに立って欲しいステージ」
🐊: 日本武道館
📘: 銀河劇場
Day 35:
「推しに対して秘密にしていた事」
特段、秘密にしているわけではないけれど、限られたコミュニケーションしか取れないわけだから、推しに関わる事以外は基本的には「話していない」のだなあ。逆に、私の生活とどうしても切り離せない仕事の話とか友達の話とかは必然出てきてしまうという感じ。推しに聞かれたら多分、なんでも普通に答えちゃうと思う。
Day 36:
「推しに今一番伝えたいこと」
🐊: TikTokという媒体、似合いすぎてる。
📘: 短編小説「涙の色、心の色」冒頭から最高でした。登場人物名が、音としてはよくある名前だけど、漢字が人名ではあまり使われないやつなの、文学作品らしくて破茶滅茶に好みです。Crazy Maro 思い出す。
Day 37:
「推しに一番会いたくなるとき」
一年ももうライブ行けてないから、今年は常にです。いつでも。たっぷり歌が聴けるステージ見に行きたい。二部公演なら両部。
Day 38:
「会えないときの気の紛らわせ方」
ライブ行けなくても配信はあるし、各種SNSとか、通販とかで交流は出来ている気がして、割と紛れてる。オタク同士で遊ぶのも楽しい。
Day 39:
「推しとの幸せエピソード」
🐊: リンクコーデで2ショ撮るの結構幸せ。あと文章力とか言葉の力を褒めてもらえたのは嬉しかったな。
📘: やりとりをちゃんと毎度重ねてくれることが嬉しいな。前に話したことがきちんと繋がって。
Day 40:
「推しにもし出会えていなかったら」
今年多分生き延びられてない。
Day 41:
「推し活の中で決めていること」
推しの利益を害することはしない。
魂がオタク、って肯定する。
推し活は単なる娯楽じゃなくて生命維持活動だ。
Day 42:
「推しの顔を褒めて!」
🐊: 唇が好きだな。
📘: 伏し目や流し目をするためにあるような目。素敵です。
Day 43:
「推しから影響を受けたこと」
🐊: 「フォーゲル持ち」で写真を撮ること。
📘: 青野さんの小説を読んで思い出した、人生で最も影響を受けた本を読み返してる。思い立って原書も買った。
Day 44:
「推しにされて嬉しかったこと」
この人たちがアイドルという職業を選択してくれていること自体がとても嬉しいんだけど、
🐊: わたしが文字数多め枠なことを適切に認知してくださったこと。
📘: お手紙の感想をくださったこと。あとリプ返もいつもとても嬉しい楽しい。
Day 45:
「見てみたい推しのコスプレ」
🐊: 最遊記の独角兕
📘: 百色眼鏡の天城茎太郎
想像だにしんどに🤦♀️
Day 46:
「推しのおすすめ動画やMV」
🐊: これと、
これの、ギャップでやられたい。
📘: とりあえずこれ。
https://nico.ms/so34628172?ref=other_cap_off
あとラジオと、
https://twitcasting.tv/aono_seiichiro/movie/670509640
カラクチデグチ。
「あおれんよぴの部屋」の新作も待ってる。
Day 47:
「推しにぴったりの四字熟語」
🐊: 一望千里
📘: 明鏡止水
イメージですね。
Day 48:
「推しの顔以外を褒めて」
🐊: スタイルが好きです。
📘: 「心の色、涙の色」素晴らしいです。
Day 49:
「推して良かった」と思ったこと
🐊: しんどい日でも写真一枚でがちがちだった心臓がほっとほころぶこと。
📘: 柔らかい言葉や行動に精神が包まれること。
Day 50:
「折り返しなので推しに一言」
🐊: 「グッバイ宣言」やばいかっこいいですね!アダルトでした!
📘: あおはるれんの「Endless Night」今日が最後ってマジですか!次は誰ですか!!ℒ𝒪𝒱ℰ
(一言ってこういうのでいいのか?笑)
Day 51:
「推しの可愛いところ」
🐊: メンバー大好きなところ。「一人で生きていける!」って言うのに、メンバーに即否定されちゃうところ。
📘: MCで斜め上のボケをちょいちょい投げ込むけど、拾ってもらえない場合、何度かそれを言い直すところ。(ぜっちゃんスタイル🐨)
Day 52:
「推しのかっこいいところ」
🐊📘: かっこいい曲を踊ってる時の表情。
Day 53:
「推しの癒されるところ」
🐊: 笑顔。あと朝のコーヒー配信の時のローな声の響き。
📘: 「お疲れ様だぁ」の労いが飽和してるような声。ライブ後とか、労うのはファンの方なのよ!!っておもう☺️あとときどき口が回らなかったりとか、うっかりしちゃったりとかしたときのフォローアップがほっこりする。
テラ王国の話【シングルキャスト編】
こんばんは。エイミです。
金曜の夜、いかがお過ごしでしょうか。
先日、Phantom Quest の観劇体験がめちゃくちゃ幸せだった話を書きました。
先ほど、 Phantom Quest SpinnOff-02【最年少A+の話】を読んで、はちゃめちゃに良くて、またこの国に帰ってきてしまった次第です。
今回は、キャラクターの話をしようと思います。
お話の本筋に触れますので、ネタバレを避けたい方はご注意ください。
フィーネ:白服
Fine 終わりを意味するこの語が筆頭にある物語はどんなだろうって、名前を貰ったときから惹かれてた。まさに、終わらせる人だった。
楽譜では、D.SやD.Cで前の小節に戻った後、演奏を終了する小節の右下に書いてあるfine。5年前に残って、自分を、バディを、救って、この物語の幕を下ろすこの人に、これ以上の名前はない。
白服さんって器用だなあって思う。最初に出てくる5年前に戻って今に辿り着いたフィーネAと、2番目に出てくる半日を跳び越えて今まで生きてきたフィーネBと、回想に出てくる5年前のフィーネCと、あとトレハン紹介 (w/ジャスパ) の時の白服さんが滲んじゃってる喋らないフィーネD?を演じ分けてるんだから。
初見でも全然戸惑わずストーリーが入ってきた。
劇中で「役者になる気はありませんか?」なんて新進気鋭の劇作家に認められるような台詞回しをしなきゃいけないなんてメタなプレッシャーも物ともせず、長台詞のキレと言い終わりの爽快感は回を追うごとに増して、「これが座長の風格か」と思わされた。
天才ノーチラス、は決して絵に描いたようなヒーローではない。
劇中劇Phantom Questで最初にディアナが演じていたようなキャラクターではない。
でもだからこそ、ゼノはこの人を案内して歩くし、ディアナはこの人の行く先に立ってる。シレオはその才能にあこがれて着いて行く。
やっぱり、白服さんのBGMは「バーロー!ヒーロー!」なのかもって想いながらフィーネを観てた。
一番好きなシーンは The Song of Losers に巻き込まれて、だんだん楽しくなって誰よりもアイドラビリティ高く踊っちゃうフィーネさん。ああいう風に音楽とダンスで、親交の経過を示す舞台表現好き。
ディアナ:とみたけ
この人も、「看板俳優」という役どころのメタなプレッシャーを背負って演じてた人。でもそれをはねのけて、役者をしてるときと、素のディアナさんを当たり前に演じ分けるんだから凄い。Diana は月の女神。狩猟の女神。女性名も違和感がない。DIVA。
全てのことをポジティブにリフレームしてしまう無茶を成立させてしまえる。
その説得力は、とみたけさんの人柄を知っていると倍増する。
とみたけさんは、言葉を凄く上手に使う人だ。人を傷つけそうな言葉は上手に包んで、でも言わないわけじゃ無くて、優しく着地させる。それで、最後には「ありがとう」って結んでくれる人だ。
そんな人が、「ハッピーエンドで終わる可能性ってあると思わない?」「0.001%はあるってこと」って言ったら、なかなかの低確率だけど「あるかも」って思う。
その「あるかも」って印象が通奏低音として流れていることが、この物語ではとても大事だから、とみたけさんのお芝居はずっと成功してた。
好きなシーンは、フィーネに離別を言い渡されて、ひとりで、切なく歌い上げるThe Song of Losers。発煙筒を焚きながら、語るように。その後の、ボニートの「花火か」と、リアンの「違いますよ、坊ちゃん」も含めて、ここの転換は大好き。
ゼノ:にーちゃん
xeno 異質なもの。外から来たもの。トレハンの中のレガポ。
この作品の中で、わたしは、この人の役柄とお芝居がとてもとても好きだった。
今回のクエストに参加する有象無象のトレハンの中で先生の様に振る舞うゼノ。ディアナの前で、レガポの肩書きを外した只のゼノ。フィーネの横で対等にバディとして振る舞うジーニ。過去を悔やみながらも今を肯定する屈折を抱えた人。
波のような心を、正しく存在させてた。キャラクターとか表象を超えて、ゼノは人だった。しかも観る人が自分を重ねられる人だった。
それから、歌声が美しすぎた。ミュージカルの中で、これは圧倒的な正義。
好きなシーンは、「後悔してて何が悪いって答える」ここに決まってる。
初演から楽日までどんどん、乗る感情がグレードアップしていって、素晴らしかった。
フィーネの言伝を、ディアナに伝える場面も好きだったな。
クラヴィス・ロンガ:野崎弁当
clavis longa 「鍵/長い」 この、5年という時間を跨いで行き来する長い物語を読み解く鍵であるまさにキーマンの王子。
観客が迷わないように、ヒントをくれて、全体を見渡してくれる語り手。
好奇心が旺盛で市井の人の近くにいる王子は適役だ。
野崎さんはもう、全体的に「役者」だ。客演の人みたいだった。
バルト一座がわちゃわちゃ騒いではけていった後も、波音と一緒にクラヴィス王子が現れた途端、そこは静謐な夜。品格。風格。
でも、ほんとは、芝居が好きで、トレジャーハンティングもしてみたくて、王子として危険から遠ざけられることには不本意である冒険心を持った人。もしかしたら、ボニート坊ちゃんにはちょっとした羨望の眼差しを向けているのかも知れない。
好きな台詞は「伐採が足りなかったようだね」ここに滲む人間味が愛しい。
台詞と音楽が溶け合うような「それがたまらなく好きだと君は言った」の節回しも好きだった。声が好いんだよなあ、野崎さん。
(メインキャストだけで2000字はまずい、ロンガだよ……)
ドルイド:なるき
なるきさんは人たらしだなあ、って思っている。
この役の狂気とギャップは美味しい。良い役をもらったね、と思わずにいられない。
勿論、振り切って演じきらないと傷を負うんだけど、なるきさんはそれができる。
マッドサイエンティストならぬマッドプレイライト。好きになっちゃうよな~。
なるきさんの怒りの表現好きだったなあ。「イライライライラ」って口で言っちゃうんだもんな。笑いながら怒る人を地で行っちゃうんだもんな。
虫のシーンとか、Look Aheadの旋律パートとか、成長著しくて一番楽しかった。
アウラ:ぱっち
ぱっちさんは有能だ。メインキャストと張るぐらい初演から仕上がってた。
どういうキャラクターなのか、始めからよく分かった。でも、そこからどんどんまだまだ伸び代があった。劇中劇の名乗りのアドリブも上手だった。
「上手」そういう人がいてくれるといーんだ!
2番手に収まってしまうアウラという役どころがなんとなくダブって思えてしまう。
でもドルイドは、あなたをフィーネ役に据えて脚本を書いたんだよ。
長台詞も憂いのある役もできると信じて託したんだ。
ぱっちもきっとこれから沢山を託される。そんなメタメッセージを受け取る。
シレオ:あづ
スタッフ投票第1位のキャラクターであること、納得です。大納得です。
sileo 「私は黙る」寡黙な一匹狼。この人が、自分から沈黙を破るとき。
この人の心が動いているとき。その瞬間を見ていくのがとても面白かった。
「邪魔すんなよ」ってゼノに噛みつくタイミング。この間は凄く難しい。ドキドキする。回を重ねるごとに、テンポが良くなる。呼吸が合ってくる。
とにかく、前述のスピンオフがめためたによかった。シレオを愛してしまった。
図書館に居る子に悪い子はいねーからな。
これまた、美味しい役だ。あづくんの本来の人柄とは違うとは言え、その佇まいと三白眼に映えていましたよ。生意気な口も、その声によく合っていました。
ノーチラスには敬意や憧れが隠しきれず露わになる。人を尊敬できる子に悪い子はいない。この人の幸福な未来を願わずには居られないな。あづくんにも。
ヨークス:とみー
ここにも役者がいた。周りを巻き込むムードメイカー。
色物に見えて、勤勉で博識。とみーさんそのものではないかな。cosmic!!はDDでは加入の経緯から後輩だけど、そんなわけないスキルを持ってる人たち。
シレオは最年少A+の天才だけどヨークスだってあっという間に駆け上がることができる秀才だ。年下であろうシレオに着いていける柔軟な価値観。エトオリはきっといい町なんだろうな、住みたいなと思うまである。
もしモブとしてPQ界に住むなら、エトオリでパン屋を営みたい。
ルプス:れお
lupus「狼」まさにれおくんのこと。
トレハン組合員。イメージは忍術学園の小松田さん的な位置づけ。ルプスさんはきっと有能事務員。些細ながらトレハンとしては致命的な何かの欠落があって、裏方に回っているとかだといい。
我々オタクは、すぐにデフォルメして理解する。人間とか人間関係とか複雑怪奇なものに、ごくごく単純な言葉を当てはめて、固定して、安心しようとする。
幼なじみ、主従関係、陰キャ、陽キャ。でもそういうの、読みやすくて分かりやすくていいよね。オタクがいてくれると色々捗るよね。
ジャスパ達を遊ばさせてくれてありがとう。れおくんがDDにいてくれてよかった。
(来ました推しバディ!あと少し!)
ボニート・ルーカス:え~すけ
bonito 「美しい」を名前にしちゃうんだから、ルーカス家での愛されぶりが明らかに出てしまう。坊ちゃん。C級と紹介される度、咳払いでかき消して、自分を大きく見せようとする。臆病という心の病を抱えながらも、何か大きなことを成し遂げたいと願う野心家。
この人はピュア。人が生きながらえることは「善」、空に上がる煙は「花火」、嘘はついてもすぐばれる。心を動かす計算式が単純明快で衒い無くて、観ていて心地よかった。
「ボニート・ルーカスだ!」自己紹介だけでつかみはオッケー。
「否定しろよ~!」のバリエーションでリアンを試しながら、観客に船室のシーンを観飛ばさせない。結果、バディ推しに陥落せしめる。策士だ。
ちゃらついたネタキャラに落とさないのは、こぬさんの先輩としての力量。
幼さの残る役柄なのに、ちゃあんと芝居をひっぱってくれる。安定。
リアン:青野精一郎
C級の坊ちゃんの傍に使えるB級の執事。もう、好きでしょそんなの。
初演の固さも良かったけど、だんだんと柔らかく温かくなっていくのが良かった。
アドリブも、真剣に遊んでいるのが好印象だった。
坊ちゃんは時々破天荒だったけど、それを、PQの世界観に着地させて本筋に返していたのがリアンさんだった。青野さんの本筋の理解とミュージカル愛によって成し遂げられたことだと思ってる。ボニートとリアンのアドリブは、作中で揶揄されるような「破壊行為」ではなかった。「ファインプレー」だった。
「否定しろよ~」からのやりとりも、5年前のゼノとフィーネの前に出たボニートを回収する動きも、換気タイムの関西気質も、毎回とっても楽しかった。
「尾鰭だらけの土産話」の歌声の伸びや、コンパスを出す所作の滑らかさの変化が回を追う度に変わっていくのが素敵で。一人で石を探しに行こうとするボニートに掛ける「坊ちゃん」の声や、「はい」「そうですね」って相槌ひとつとっても動作も表情も声色も変わっていくから、解釈の変容を見取るのが面白すぎた。
青野さんのお芝居をもっと観たいなあって思ったし、この人の解釈をもっと聞きたい。
スピンオフ小説がでたら青ラヂで朗読してくれますように!!!!!
(シングルキャストで力尽きました……ダブルキャスト、クアドラプルキャストについてはまた……いずれ……)
みなさまどうか、月の明るい良い夜を。おやすみなさい。
テラ王国の話【観劇体験編】
こんばんは、エイミです。
「今年は厄年だあ」って言うと「全世界的にそうですよね」と返される、そんな2020年。個人的には、コロナ禍に拘わる変化と拘わらない変化が相俟って、本当に苦しい年で、もう2度と繰り返したくないし、今日まで生きているだけで偉いなあと思うくらい。2020年もあと40日。やっと終わるなあ、というのが正直なところ。
2020年11月5日から11月15日に、HY TOWN HALLで上演されたCCCreation Presents のオリジナルミュージカル『Phantom Quest』。
これが「今年で一番幸せなできごとリスト」の上位になるなあ、これについては書いておかねばなあと思って久しぶりにキーボードに触っています。
きっと長くなりますが、お付き合いいただけたら幸いです。
*
2020年2月23日HY TOWN HALLにて行われた「パリパリじゃないズ!!!!!!」、この日を境にライブのステージを一度も観ないまま、春も夏も秋も過ぎていってしまうなんて思わなかった。音楽もディスプレイ越し。お芝居も映像で。
でも、それでも、無観客でも、公演は無くなってはいなかったから、続けてくれる表現者の皆さんに感謝しかなかったし、その努力や工夫に敬意しかなかった。
意図的に「足りなさ」から目を背けていた、と言うことでも無いんだけど、その時々のベストをありがたく受け取っていたのだけど、澱のように、自分に空白が溜まっていくのは感じていた。
*
夏頃から少しずつ、国内で人の移動が許される空気になってきて、客入れの公演も少しずつ打たれ始めた。不安定な空気の中で、自分が真っ先にそこにはせ参じることなんてできなかったけど、演者さんと観客のみなさんの呼応が観られるだけで涙がでるくらい嬉しくて、「こうであるべきだ」と思った。
その頃、受け取った、11月の公演のお知らせ。
〜公演情報解禁!!〜
— CCC公式Ⅱ (@ccc202007) 2020年7月23日
オリジナルミュージカル
『Phantom Quesut ファントム クエスト』
脚本・演出・音楽:浅井さやか
出演:#白服 #とみたけ #にーちゃん #野崎弁当 他
2020/11/5(木)〜11/15(日)
HP https://t.co/5djhPjV78c
AD動画公開https://t.co/TJzaZKkhyo#PQ #MeseMoa pic.twitter.com/g3jpcVujzp
ワクワクした。自分が観れる・観れないは置いておいても、新しいミュージカルが生まれて、お客さんの前で披露されることにワクワクした。
欲を言えばそこに私も居たいと思った。このときからずっと持続するワクワクが始まった。
7/31 キャスト情報解禁。推しの名前を確認。
9/29 キャストビジュアルと配役発表。名前を貰ったら解釈が始まる。
言語オタクのPQ役名
— エイミ🎭⚙ (@aimee_msma) 2020年9月29日
フィーネ🐵fine「終わり」伊
ディアナ🐰Diana「月の女神」lat
ゼノ🍙xeno 「外から来たもの」lat
クラヴィス🍱clavis 「鍵」lat
ロンガ🍱longa 「長い」lat
ドルイド🌳Druid「祭司・知恵の木」cel
アウラ👀aura「輝き・オーラ」lat
or「いま・ここの権威」美術用語
10月、チケットの受付開始。紙のチケットを発券したとき、昨年12月ぶりの動作だったことに体がびっくりした。
*
11/5 初日。幕が上がらない可能性はいくらだってあった。
仕事を終えて、開演時間には間に合わなかったので、配信がアーカイブになるのを待ってすぐに観た。物凄く面白かった。まだまだ荒削りではあったけど、私の大好きなミュージカルが舞台に乗っていた。小さな小さなステージなのに、工夫の凝らされたステージングに感服した。笑ったし、泣いた。でも一番嬉しかったのは、カーテンコール(ライブハウスだから勿論緞帳はないんだけど)の座長、白服さんの挨拶。
「初日迎えたぞー!」の声と涙だった。ああ、初日を迎えられたんだって。
それから毎夜、毎夜、物語の舞台、テラ王国へ日参する10日間が始まった。
残念ながら(本当に残念ながら)全公演は追えなかったんだけど、毎回毎回、役を掴んで良くなっていくシングルキャストの皆さんと、アンサンブルと本役を演じ分けるようになっていくダブルキャストの皆さんと、アクセントとしては各自スパイスが効き過ぎている日替わりジャスパの皆さんと、それから随所に入る回替わりのアドリブに、一公演だけで観劇を追えるなんてできっこなかったんだってPQ期を振り返って思います。
*
ありがたいことに、公演期間最後の2日間、ソワレを観に行くことができた。
万難を排して、会場に向かった。公演が観られるなら。消毒やらマスクやら何やらかんやら。そんなことは容易い。座席ではしゃべらない。そんなことは容易い。公演が観られるなら。何一つ手間じゃない。「座席番号」「ドリンク代」「上手」「下手」「SE」「パンフレット」「セット」「影ナレ」「客電」「ダブルカーテンコール」そんな言葉を思うことすら久しぶりで、泣けてしまうくらいだった。
何度も通ったライブハウスが、正しく劇場然としていることに、まず感動して。
そこで、同じ舞台を楽しみに待つお客さんたちが、空間を共有していることに併せて感動して。それから、きっと、スタッフさんたちもこの舞台を愛してるんだって空気を感じてもうなんか、駄目だった。(オタクの言う駄目は褒め言葉。)
やっぱり、目の前で観る、演者さんから受け取れるパワーは凄い。
動きも声もディスプレーは正確に届けてくれていたけれど、やっぱり、カメラよりも目は優秀で、空気は音以上の波を届けてくれる。
しかも、千秋楽に向かって、熱がどんどん上がっていく。
終盤のメインキャストの涙を混ぜた歌声は、表情は、圧巻だ。
沢山笑わせてくれた挙げ句の、そんなお芝居に心打たれてしまう。
出演していた全員の職業は「アイドル」だ。
でも、何が本業とか、そんなのは、どうだっていいんだよ。
こんなに真摯に作品と向き合った人たちは、どう考えたって「役者」だもの。
ニューノーマルで、色んな新しい価値観を見つけていく今にあって、こんなにも古典的な演劇という娯楽でいつまでも新しく幸せになれる。
毎日新しく変わっていく、作品としての成長と、個人としての成長を見せてくれた、キャストの皆さんに、最大限の拍手を送りたい。
全身を受容体にして、作品に拍手を送りたいという欲が多分、人間にはプログラミングされている。疎かにしてはいけないよって、改めて思った体験でした。
*
表題曲「Phantom Quest」は幻を歌った歌。「 あるかは分からない、ないとは言えない。」そんな幻みたいな物に、沢山、惑わされた1年だった。
でも、主人公ディアナのフィルターを通れば、それは「可能性」の歌。
そう言われれば、沢山の可能性に力ずくで気付かされた年だった。
そうそう。在宅で働けたらなって思ってたよ。集まってやる研修とかストリーミングで良くない?って思ってたよ。「これ、要るの?」って思ったものズバッと無くなったよ。
隣にいてくれたら安心感のありすぎるバディ、ゼノの歌う「Yes and No」。
大きな変化をもたらす選択したゼノが歌う。「あの日、俺が、選んだあの選択。後悔してるか?もしそう聞かれたら」「後悔していて何が悪い、って答える」。
正直、今年の仕事には後悔ばっかりだ。変化に対応するのはとても難しい。「あぁしていれば、こうしていれば」振り返って思いつく最適解。
どんな物事も前向きにしちゃうディアナが言い切る。「俺だった可能性はない!」
そう。今年はもう過ぎてしまった。その時々を精一杯生きてきた自分が、もっといいことも思いつくにせよ、他の道を選べる可能性はない。変えられるのは、未来だけ。
どんな未来にするかは、「それは、自分次第」。そうなんだなー。って現実に絡めて腑に落ちるメッセージを受け取って。現世に帰ってきました。
*
観劇ができない世界線で、私の半分が空っぽになってしまっている感じがしてた。
PQのお陰で、1/4ぐらい満たされて、前向きになれた気がするし、来年をどうにか迎えられそうな気がしている。余韻や、頭の中に「Refrain」する音楽で。それから、グッズやDVDで。生きていけそう。あの夜、拍手のひとつになれて、幸せでした。
次回公演が楽しみだな。5年だってまあまあ待てるくらい。:)
(観に行った体験だけで3000字超えてしまったので、キャストやシーンについてはまた改めて…いずれ…書きたいなあ。Phantom Quest 大好き!)
抱えきれない感情と安堵の話。
こんばんは。エイミです。
この度、イルミィブログリレーというTwitterハッシュタグのバトンを頂戴しました。
こうやって繋がっていてくれる人たちがいることが凄く嬉しい。
イルミィを名乗っていいものか、自分では心許ないのですが、その辺りはご寛恕いただいて、お付き合いいただけたら幸いです。
さて、「ソーシャルディスタンス」「マスク着用」「コールアンドレスポンスの制限」「直接的な接触の制限」「常時換気」…ライブハウスで沢山の幸せを貰ってきた人間にとっては厳しい情勢の今日この頃。
でも、それでも、ようやく、それぞれの自治体で「県外移動の自粛解除」「ライブハウス利用の自粛解除」が報じられ始めました。ニュースを聞いた瞬間、涙が出て驚いた。
3月から7月まで5ヶ月も、ライブハウスや劇場に行かない人生があるなんて思ってもみなかった。よく毎日を生き延びてる。褒めたい。
でもその間何もなかった訳ではなくて。私を生かしてくれていたのは、ライブ配信やオンライン通販という形の推し企業によるファンサービスです。
推しの初のセンター曲「烏合之衆」が出てから、ライブでステージを観ることはまだ叶わないけれど。でも。
曲を聴けて、声を聴けて、言葉が届いて、世界が観られて、ツアーが始まりました。
ようやく、ようやく、ようやく、MeseMoa. 9人揃ってのライブがまた観られた。
欲を言えば、あの会場の座席には私がいたかったけど、そんなことは些末なことだ。
生きていて良かったなって、そのことに尽きる。
息を吹き返す8月が来る。エンタメはきっと死なない。
スーパーアイドルは、スーパースーパーアイドルになって、ファンを泣かせにかかる。
心を強く持たねばと思うし、足腰を鍛えねばと思う。
ソロ曲たちの2番を聞いて立っていられる自信はさっぱりない。
意外なセトリの中にクレラブ入っててほしいなぁ……💛💚
— エイミ ♆ 🪐 (@aimee_msma) 2020年7月2日
これちなみに今回に始まったことでなく、ずっと歌って欲しかったんだほんと。
自信ないアイドルって、どんな形容矛盾だよ!ってこれまで思ってました。
— エイミ ♆ 🪐 (@aimee_msma) 2019年8月7日
あんだけ、「こっち見て!」「ここ聞いて!」ってバシバシ伝わるパフォーマンスをしておいて、もう、「俺なんか」なんて言わせないぞ!という気持ち。🐊さんのクレラブください(落涙)
思えば、先日のソロライブ(拙稿)でフォーゲルさんが言った「俺のことしか考えられない1時間」という言葉に、この曲を歌える素地が整ったことが見えていたような気もする。
フォーゲルさんが「俺だけ見てろ」って歌った。
今日を歴史に残したい。
アイドルを観ていると「私はこの人から『搾取』しちゃってないかな」って懸念を抱えてしまうことが往々にしてあって。何かを奪ってしまいたくはなくて。「人」を消費したくなくて。
それこそ、Honey Bee の衣装を初めて観た時は。Chameleon Color の当時は。Shadow Kiss の当初は。
でも、でも、今日みたいに、これだけ溢れていたら、安心して受け取れる。
大人が着るからこそハニビの衣装はよいものです。
アイドルで在ることを選んでくれて、本当にありがとう。の気持ち。走り続けている、その人生に、敬意。
それから、LINEあみだくじの神様を祀る神社に神酒担いで参集したい気持ち。(柏手)
いやはやしかし、どう考えても今日のこの感情はスクショ4枚には収まらない。
なんならGALAXY.5 配信、個人キャス、白ゲルインスタライブ、白ゲルペアライブ、ぷんとみペアライブでそれぞれ数千字書けるボリュームの体験。書きたがりの私にはどだい無理な話だったんだ…
閉じます!(勢い)
ここまでお読みいただいてありがとうございました。また客席で、物販列で、お会いできますように!:)
ソロライブというもの。
こんばんは、エイミです。
何か優れた表現を受け取った後は、いてもたってもいられず、文字に残したがるタイプのオタクです。
推しのソロライブ配信という出来事の余韻から1時間経っても全然醒めない。
何事が起きたのかちょっと良く分からない。
只管にかっこよかったメンカラ緑のアイドルのかっこよかったところを言語化したい。
何から始めようか。
感想を考えて最初に思いつくのは「言葉にできない」って言葉なんだけど、そんな白旗は認められないから、ひとつずつ頑張ってみる。
1曲目はMeseMoa.の「最強バケーション」
昨年のTIME TRAVEL 6 神奈川公演のソロ演目でパフォーマンスを観た。
この曲で届けたいメッセージを明確に持って選曲する人。
「この瞬間を君とずっと 一緒にいたいんだ」
そう伝える幸せな楽曲で始まったライブ。フォーゲルさんの変わらないスタンスを見た気がして安心する。
このときはまだ、どんなセトリが待ち受けてるのか全然分かってなかった。
2曲目は*ChocoLate Bomb!!の「飛び込め!夏色パラダイス☆」
DDDPの全員演目で踊ったり歌ったりするのを観ていた。
ひとりをこんなにずっと追いかけて、表情豊かに踊って歌っているのを観られるなんて、幸せすぎて。
間奏に入る言葉がアイドル過ぎて、それを考えてくれてる時間が愛しかったりして。
3曲目はパンダドラゴンの「VIVA! チャイナ」
イントロでは意外だったけどラップパートを聴いて納得した。
これは選ばれるべき曲。「パンチキック」のキレが鮮烈。
MCで「MeseMoa.の曲、高!」って言ってたけど、後輩の曲なら歌いこなしちゃうよっていうこれは、先輩のPride, pride。
4曲目は「Shine on you」てか4曲続きで繰り出してくるセトリよ。サビは綺麗な振りのみなのかと思ったら、最後に歌ってくるんだもん。魅せ方分かってる。ソロで納める歌割りの精選が全体通して絶妙だった。最大公約数みたいなもの。
からの、ふわふわMC、オーディエンスに「のってこーい!」をコメントに打ち込む間を与えてくれる親切設計の自己紹介。
汗だくの、「綺麗」を対極においた自己認識は、もはやMuddy Water (概念)(ただ私が好きな曲を出したかった)
ここまでの4曲を聴いて楽しみにお気楽にわくわくしてた私、ここからのMCに畏怖の念を抱く。
歌ってくれる人がいるから気持ちよく踊れるよ、あいつら凄いって素直に言葉にするメンバー愛がフォーゲルさんの大きな魅力だと思います。
しかし「歌いたかったパートが歌えるのが凄い楽しい」って言葉が飛び出したときには。
そして「夜」「星」のコンセプトで選んだ意外な3曲、という曲振りで。
心に刺さらないわけがないんだよ。
(「空」で間違っちゃう可愛いのカットインが、映像作品として優秀すぎてだな。天然恐ろしい。)
Bパートの始まりは、*ChocoLate Bomb!! の「Sweet Starlight」。
特典会で歌のことになると、「色んな声で歌えない」って、兄やとみたんと比較して自分の歌声を評するフォーゲルさん。
そのときに指してるのは、ラウドパンクっぽい、かっこいい声なんだと思うんだけど、これ、違ったからね?
柔らかく響く星の声だったからね?凄く綺麗だったからね?
さすが「マジカルステッキ☆使い」だなあと思った楽曲でした。
音域めちゃ合ってた。
「夜」「星」のコンセプト納得の始まり。
続いての「Because of you」。
キラキラしてる。星のイメージ。夜のイメージ。明確。
白服さんとにーちゃんのこの曲をソロで歌えちゃうなんて。
Because of you、あなただから、あなたがいたから、できたこと得られた物全部に思いを馳せちゃう。ちゃんと観てるよ。
からの「MIDNIGHT D(R)IVE」。
私はこの曲の曲調や構成が物凄く好きです。
ソロで聞けるとは思わなかった。
ちなみに私のこの曲で描く風景は仲間と乗り込んでる運命共同体の車中。「行き先はどこでもいいさキミとなら」「素顔のままいられるそんな場所があるなんて」めせもあ。さんの歌なんだよな。いつもパフォーマンスに持って行かれてるから、恋愛の歌に上手く解釈できなかったりする。
「友達から恋人へ」そんなロマンティックなストーリー性のある3曲だったとは…!
驚きと嬉しさとはにかみを感じる解釈不一致だった。:)
さあ、Cパート。「緊張してマジで行きたくない」次の曲。
気合いを入れる声。
蝉の声のイントロ。鳥肌が立つ。
cosmic!!の「カーニバルと少年」。
この曲を貫いて歌う、明るい声音はcosmic!!さんが引き出してくれたんですか。つるてぃーさんなんですか。
ありがとうございますの階乗。
キャッチーな振り付けをを余さず拾った上で、重なりのあるフレーズ以外は全部歌いきるその身体性。
「夏の終わり」に目を見張る。
歌うって、フィジカルな営みなんだって、ここで気付く。
そんなの、強いに決まってるじゃん。不得意な訳ないじゃん。
一瞬の混乱。理解が追いつかない。
「FEEDBACK」息が切れてない意味が分からない。
この曲がセットリストに入っていることの驚きが強すぎて1回の視聴じゃ全然受け止めきれない。
涼しい顔で、グループの曲をデュオの曲ぐらいにして歌いこなした。フォーゲルさんの2人ユニット曲くださいの気持ち。
もう何が来ても驚かない。
「浮世ダイバー」言葉が意味を伴って入ってくるのは私の耳がこの声を追い過ぎるからかな。深く曲が分かる。
直前の歌割りも入れて、「望むところ」で、ハイジャンプも入って。最後のファルセットも。
そんなのプリンアラモードじゃん。
セットリストの最後にこの曲もってくるの。
分かってたよね。そういう感性なの。呼ばせてくれるの。
緑推しに優しいんだもん。
「アンラッキー☆BOY ( ´・ω・`)」
いつかこの曲を直接聴くまで、生きなきゃいけないでしょ。
この前に、とんでもない3曲やっての、これだよ??
泣いちゃうんだよ。
楽曲終わってMCになった瞬間の呼気に、プレイヤーとしての強さを見た。
どんだけ準備したらこうなるの。
「俺のことしか考えられない1時間」という言葉の、表層の高圧的な気配と、全然そう感じない本質。
そう言ってくれることが嬉しいでしかない。
coolとadorableがミルフィーユみたいになってて一生しんどかった。
「9人いた方がいい」
ひとりでもこんなに戦える人たちが、9人集まって舞うんだから、そりゃ良いに決まってるよ。
「適材適所がある」
もっとそれぞれの方角へ飛べる人がいるから預けてるだけでな。
「やってみなきゃ分からない」
やれば分かるんだよ。分かった。
言葉の後ろに自信が滲んでる。不亦説乎。
ソロの新曲集も、じゃないズのユニット曲も、これからの9人のパフォーマンスも全てが楽しみすぎて、「生きる」ってなる。
そういう存在にはどうしたって息災でいて欲しい。
誰よりも幸せでいて欲しい。畢竟、祈るしか。
興奮や感嘆を通り越して今、安寧の気持ちになった。
いつだって革命前夜。
どうか今夜もよく眠れますように。
手紙を書くということ
こんばんは、エイミです。(以下2020年4月に綴った文章です。下書きから発掘しました。)
落ち着かない情勢の中、リレー生放送があったり、トークコール会があったり、制限のある環境下でできることを模索してる推し企業、推せるなと思う日々です。
家の中でも面白いことは色々あるけれど、「暇はつぶれても、さみしさはなくならない」と先ほど、YouTube Channel の生放送で渡辺直美さんが言っていました。
それだわー。って思いました。
色んなチャンネルが増えて、表現を受け取ることは沢山できるけど、会いたい人がいることの代替はできないんだな。
さて、会えない期間・会えない距離を跳び越えるものといえば、お手紙ですよね。
最近はメールやメッセージなどで代えられることも多いけど、私は手書きの封書やカードが好きなんです。
古のバトン(cf. mixi)のつもりで、お題に答えていこうと思います。
◎初めての手紙を書くきっかけは何でしたか?
初めてファンレターを書いたのは、高校生の時です。そのときの自分を支えてくれていた大好きな作品を描いていた漫画家さんへ、割と熱のこもった便箋4枚ぐらいのお手紙を送りました。「ここの描写すごくリアルでした。描いてくれてありがとうございます。」って伝えたくて。その結果、なんと、なんと、お返事が来たんですよね。驚きました。でも、これが、伝えたいって思ったことを文章にして送ると届くんだっていう原体験になりました。しかもその返事の内容がまた、言葉で生きていきたいと思っていた私には、嬉しかったんだ。
◎手紙を書くのはどんなときですか?
お芝居やライブを観に行くと、アンケートが配られることがありますよね。その公演を知ったきっかけや、目当ての演者さん、感想などを答えるものです。公演を観た後、壁を机にしながら、それを書く時間が私は好きです。沢山の方々の努力の上に幕が上がることを「おめでとう」って祝いたくて、心動かす作品に「ありがとう」だけでも伝えたくて、「千秋楽まで無事に完走できますように」と祈りたくて、いただいたアンケートは、余程終電まで時間が無いとかいうことがない限り、記入欄いっぱいに書いています。(なんなら書き切った結果、終新幹線に危うく乗り遅れそうになるなんてこともありました。間に合って良かった。あのときのタクシーの運転手さんありがとう。)
何かを観た後は、感想を伝えたくなるんです。なので、今の沼では、初めて行ったライブから、バッグにカードを忍ばせていました。その後も、ライブに行くたびに、だいたい、毎回、カードを書いています。
◎推し以外の人に書くことはありますか?それはどんな時ですか?
基本的には、箱推しなので、思うところや印象に残る演目や、そのメンバーとの特典会の予定などがあれば、相手に向けて、書きます。例えば、Maze No. 9 大阪公演で、特典会があったときはのっくんにお手紙を書いていきました。Ch8 大阪公演の後、HEY! ヒットステーションの演目が刺さりすぎて、特典会待ちの列でにーちゃんへのメッセージを書き殴ったこともありました。そんな感じです。
◎今まで何通書きましたか?また1年でどのくらい書きますか?
現場の数と、書きたいメンバーの数…最初はずっと、ヒグチユウコさんのポストカードブックを使っていました。A to Z の26枚。始めから少し使ってあったので、20枚ぐらいは出したのかなあ。今度は100枚入りのポストカードセットを買ったのでしばらくは安泰です。:)
◎どういう方法で出しますか?
会場のボックスに投函します。ポストカードなので、文面見れば、スタッフさんに宛名もすぐ分かると思うんですが、絵の面にも付箋で宛名を書いています。時々、ボックスを片付けた後になってしまうこともあって、会場スタッフさんにお願いすることもあります。…お手数掛けます。
◎下書きは作成しますか?する場合どのように作成しますか?
下書きをしたことがありません。なにせ、元々が、鑑賞後のアンケートのつもりですから、推敲の余地なく、書き逃げみたいな、感じです。公演前に、事前のメッセージを書いて、公演後に書き足して、特典会後に書き足して、完成させるということもあります。
◎便箋何枚くらい書きますか?また便箋はどのようなものですか?
カード1枚って決めてます。2部公演の時に1枚ずつ出したこともあったかも知れません。
◎便箋や封筒、筆記具などへのこだわりはありますか?
ポストカードはあるもの使ってただけなんですけど、なんとなく、一貫性があると良いなと思って、ヒグチユウコさんの作品を続けて使っています。筆記具好きなので、鞄には、細身のペンケースと、マイルドライナーのセット、ビンテージカラーのSARASAのセットが入っています(どうやら、ゼブラ推しらしい)。考えたことが、文字にすいすいなってくれるように、ペンは書きやすさが大事。宛名のところが見つけやすいように、ハイライトをしたり、書いたタイミングが違うよって、ペンの色を変えて示したりします。
◎誤字はどうしてますか?
ちょっと無理があっても読めれば良いか、ということで、線を足したりつなげたりして、間違えた字をどうにか正規の字に見えるように誤魔化します(できてるのかな?)。どうしようもないときは二重線かな。
◎どんなときに文章を考えますか?
常に頭の中に文章が走ってる節があります。言葉だらけでうるさいんです。いつも。
◎文章はどうやって組み立てますか?
構成としては、始めに「(公演名)の開催おめでとうごさいます。」から始まって、来れて嬉しいとか、楽しみなところとか公演前の気持ちを書きます。それから、公演を見た感想を、ひたすら、書きます。驚いたり、泣いたり、笑ったり、好きになったり、したこと。最後は、これからも楽しみにしてます+お躰大切にみたいなことを書いて締めます。
◎便箋一枚目の最初に「○○さんへ」「Dear ○○」など書きますか?
「Dear ○○ さん」が基本ですが、フルネームっぽいお名前だと、「様」つけちゃいますね。
◎手紙では推しを何と呼んでいますか?
「○○さん」って呼びます。人をあだ名で呼んで良いタイミングがいつまで経っても分かりません。もともと、あだ名っぽいお名前の方はそのまま呼びます。
◎手紙本文の最初で名乗りますか?
初めて書くときは、「初めまして。エイミといいます。」って名乗ります。その後は、差出人も書いているので、特に名乗らず、本文を書いています。
◎手紙本文は敬語ですか?
基本的には敬語です。少なくとも敬体。体言止めとか、モノローグ的に常体が混じることもあります。
◎自分に関することを書くことはありますか?
特典会でお話ししたことにかかわる、好きな物のことや、仕事のことを書くこともあります。
◎本文最後に自分の名前以外に書いていることはありますか?
TwitterのIDだったり、アイコンの絵だったりを書いています。
◎取りかかりから完成までどれくらいかかりますか?
体感では10分ぐらい。多分もう少し、書いてるかな?どうだろう?
◎完成するのは出す日のどれくらい前ですか?
出す瞬間の直前。
◎下書きや手紙の文章は残しておきますか?またそれを読み返すことはありますか?
残せば良かったなあ、って思うんだけど、全然。記憶力頼みです。
◎手紙の中に好きという単語はどれくらい出てきますか?
1,2回は出てくると思います。
◎手紙を書き続けて変わったことはありますか?
1枚のカードに書ける文量が、大分わかってきました!
◎手紙を通して一番伝えたいことは何ですか?
あなたのこと見ている人がいるよ。あなたたちが創ってくれたもの、ありがたくいただいたよ!望んでいたもの、そのものだったよ。ということです。
◎手紙について推しから何か反応を貰ったことはありますか?
「手紙もありがとう」って言われたときは、ひょえー!ってなりました。
◎あなたにとってお手紙とは何ですか?
好きを言葉にして整理するツール。相手に伝わったら良いなって願いを込めた信託。
◎推しへの手紙について語りたいことがあればご自由にどうぞ。
また、会場に足を運んで、時間と空間を共有して、推しの表現を享受できる日が来る。その日の多幸感は絶対に言葉にしておきたい。続いてくれていたことに、生きていてくれたことに、全力のありがとうを贈らないといけない。お帰りも、伝えなきゃいけない。自己満でも、次に差し出す手紙は大切に大切に書きたいです。